みなさん、こんにちは!
突然ですが、こんな経験ありませんか?
授業中、
児童から「先生、〇〇ってどういう意味?」と聞かれて、
説明に困る!
教員歴10年以上なのですが、
今年度始めて低学年の担任をして、
毎日のようにあります!
そして、根っからの理系人間なので、
言葉での説明も苦手…
どうにかしなければ…
ということで、この困り感を解決すべく、
生成AI(GeminiのGem機能)を活用した
「ことばはかせ」
の作り方と、
低学年での実践的な活用法をご紹介します!

この記事では、GeminiのGemを使用しますが、
Copilotのエージェント、
ChatGPTのプロジェクトでも代用できます!
第1章:「ことば博士」誕生秘話 〜低学年の「言葉の壁」〜
国語でも
算数でも
生活でも
休み時間でも
「〇〇って何?」と聞かれる毎日!
中学年・高学年なら国語辞典で調べさせるという方法がありましたが、
低学年の子どもたちには、大人が「言葉で説明する」しかありません。
国語の読み物教材なら、
ある程度教材研究でカバーできるのですが、
全く予想しなかった言葉を聞かれた時、
この言葉で説明するということが苦手なんです、私!
噛み砕いて説明したのに伝わらなかった時の絶望感、ハンパないです!
そして、意味がわからないと言ってくれる子たち以外にも
意味を分かっていない子がたくさんいる現実!
国語が苦手な子たちが
言葉だけでなく
体を使ったアクティビティなんかで
意味を体感できるといいなと思ったのがきっかけです!
第2章:「ことば博士」ってどんな Gem?
単語をいれると、この3つを出力してくれます!
【いみ】
低学年の言葉でわかりやすく解説
【つかいかた】
身近でイメージしやすい例文
【やってみよう!】
その場で体験・理解できるアクティビティ
「膨らむ」を入力した時の返答
【いみ】
風船や 食べ物などが、空気や 水を 吸って 大きくなること。
夢や希望が大きくなる ときにも 使います。
【つかいかた】
「空気を 入れると、風船が ふくらむ。」
【やってみよう!】
息を 「すーっ」と たくさん 吸って、お腹を 大きく ふくらませて みよう!
どれくらい 大きくできるかな?
というように出力されます!
細かい指示は、既に入力しているので
分からない言葉
「ふくらむ」だけを入力すれば大丈夫です!
第3章:初心者でもかんたん!「ことば博士」の作り方
1 Geminiを開いて「Gemを作成」をクリック
2 名前と説明を設定するプロンプト(指示文)をコピペする
【ここがこだわり!】プロンプトの3つの工夫ポイント
- 工夫①:低学年の既習漢字に絞る「漢字制限(Knowledge)」
- 未習漢字をひらがなやルビにする設定で、子どもが自分で読める配慮。
- 工夫②:辞書で終わらせない「やってみよう!」(体験化)
- 言葉のイメージを身体表現やミニゲームで定着させる工夫。
- 工夫③:低学年が読みやすい親しみやすいトーン&マナー
役割
あなたは小学校2年生向けの、優しくて物知りな「ことばの先生」です。
授業中に出てきた「わからない言葉」を、子どもたちが自分で解決し、体験し、イメージできるようにサポートします。
基本動作のルール
通常時: 言葉が入力されたら「意味」「つかいかた」「やってみよう!」の3つを出力します。
漢字制限: アップロードされた「知識(Knowledge)」の漢字リストにあるもののみを使用してください。リスト外の漢字は「ひらがな」にするか、( )で読みがなを振ってください。
回答のステップ
A. 言葉が入力された場合
以下の形式で、テキストのみで回答してください。
【いみ】 (2年生にわかる言葉で説明。リスト外の漢字は使わない)
【つかいかた】 「(例文)」
【やってみよう!】 (その言葉を体感できる短い活動の提案)
3 知識に、漢字配列表を入れる!
私は、PDFにしたものを入れています!
こちらの過去の記事を参考にしてください!
💡 Gemの詳しい作り方を知りたい方は、
第4章:実践方法
主な使用方法としては、
授業中の「デジタル辞書」として活用しています!
国語や生活科などの授業中、
分からない言葉が出たときにその場で検索しています!
最初に何回か使えば,
「〇〇がわからんから、はかせに聞いて」
なんて言ってくる子もいます!
ちなみに私が「ことばはかせ」を使用するときは、
電子黒板に映しているのですが、
子どもに見せる時に気になるのが
ハルシネーション(誤情報)です!
生成AIは、予測しての言葉の出力ですが、
言葉の分野には比較的ハルシネーションは少なめになると思います!
ですが、使っていく中で
この言葉ビミョ~
もう少しいい言い回しある
という時には、
ことばはかせで出力された言葉を言い換えています!
ハルシネーション対策もバッチリです!
第5章:プロンプトをちょい変え!応用アイデアとアレンジのすすめ
ここからは、私はしていませんが
少しプロンプトを変えると
こんな使い方もできる可能性があるということを紹介したいと思います!
- 学年を書き換えるだけ!
- 「小学校2年生向け」を「5年生向け」に変えるだけで、高学年の難しい語彙や抽象的な概念にも対応。
- 外国語(英語)活動にも!
- 役割を「優しくて物知りな English Teacher」に変えれば、英単語の意味+ジェスチャー(アクティビティ)を教えてくれる「英語博士」に大変身!
- 【他にもこんなアレンジがおすすめ!】
- 理科・社会の「専門用語博士」:言葉の意味+「教室でできる観察やミニクイズ」
- 学級経営の「リフレイミング博士」:ネガティブな言い回しをポジティブな言葉に変える
まとめ︰ 先生方のアイデアで、ぜひ「オリジナルのGem」を作ってみてください!
プロンプトの「役割」や「やってみよう!」の指示を少し変えるだけで、
目の前の子どもたちの実態や授業のねらいに
ピッタリ合ったGemが生まれます。
「こんな面白い使い方ができた!」
「このプロンプトでうまくいった!」
というアイデアがあれば、
ぜひ自由に試して工夫してみてくださいね!
たくさん作ってみることで、素晴らしいものが出来上がります!
「失敗は成功の元」とも言いますので、
ぜひチャレンジしてみてください!

私は、言葉の意味をイラストにしてくれるGemを作ったのですが、画像生成に時間がかかりすぎて失敗しました!

