突然ですが、私は大阪の人間ですので、
お好み焼きにはソースをたっぷりかける派です。
ソースは多ければ多いほど美味しくなりますよね!
……ですが、
Gemini Notebookの「ソース」は、
多ければ多いほど良いとは限らないのをご存知でしょうか?
PDFや手書きメモ、Webページなど、
たくさんの資料(ソース)を読み込ませられるのがGemini Notebookの魅力です。
しかし、ソースを大盛りにして一括でスライドやインフォグラフィックを作ろうとすると、
こんなことが起こりがちです。
「なんだか全体的に内容が浅くて、当たり障りのない要約になっちゃったな…」
そう、お好み焼きと違って、
AIのソースはドバドバ追加すると、かえって内容が「薄く」なってしまうのです。
ソースが多くなると、
AIは全体を平均的に網羅しようとするため、
私たちが本当に伝えたいコアな部分や具体的な事例が削ぎ落とされてしまいます。
そこで今回は、
ソースがどれだけ増えても狙い通りの濃いスライドやインフォグラフィックを作成できる
「メモ保存を活用した技」をご紹介します!
第1章 なぜ「メモに保存」を挟むと精度が上がるのか?
Gemini Notebookは、
ノートブック内にある「メモ(自分で作成したノート)」をソースと同等、
あるいはそれ以上に強力な指示ベースとして扱うことができます。
・全体から生成する場合: 全ソースの情報(大盛り)⇒抽象的な要約スライド
・メモを経由する場合: 全ソース ⇒必要な部分だけメモに抽出 ⇒メモだけを選択して生成⇒濃密なスライド!
AIに「全体をなんとかして」と頼むのではなく、
「人間(教員)が一度フィルターをかけた重要ポイント」をメモとして残し、
それを元に生成させるのがコツです。
メモを活用するメリットとして、
内容が薄くなることを防止することもですが
「人間がメモを見ることで、ファクトチェックができる」ことにもなります!
第2章 「メモに保存」の実践方法
Step 1: 各ソースから「使いたい情報」をチャットで抽出する
ソースをすべて読み込ませたら、まずはチャット機能を使ってピンポイントで情報を引っ張り出します。
読み込んだ資料から、〇〇の具体的な手順と注意点だけを箇条書きで抜き出してください。
ちなみに、画像は例として「ナスの育て方」のソースを検索した状態です。

チャット欄に
「読み込んだ資料から、ナスの育て方の具体的な手順と注意点だけを箇条書きで抜き出してください。」
と入力しましたので、チャットを送ってみます。。
すると…チャットがかえってきます。

Step 2: 回答を「メモに保存」する
返信されてきたチャットの下の方に
「メモに保存(下の画像の赤枠)」というところがありますので、クリックしてください。

すると、「Studio」機能のところにメモが追加されます。

Step 3: メモを「ソースに変換する」
「Studio」機能に追加されたメモの右側の…を選び、
「ソースに変換」を選びます。

すると、
左側の「ソ-ス」一覧にメモが加わります!

Step 4: メモのみを☑して、スライドやインフォグラフィックを作成する
あとは、通常通りスライドやインフォグラフィックを作成したらいいのですが、
1つだけ注意事項があります!
それは、
ソースに☑を入れるのは、メモから作成したソースのみです!

この状態にしたら、スライドなりインフォグラフィックを作成してみましょう。
第3章 比較します
どのような違いが出てくるか比較します。
条件は、
①全部のソースから作成する方法(ソースが9個)
②メモに保存を使った方法(ソースが1個)
となります。
その他の条件は同じにしました。
言語:日本語
レイアウト:横向き
ビジュアルスタイル:自動選択
詳細レベル:標準
ちなみに、プロンプトは以下の通りです。
ナスは、夏野菜なので夏をイメージした色合いにして、これから家庭菜園を始める方がナスを育てたいなと思うようなデザインにしてください。
①全部のソースから作成する方法(ソースが9個)で作ったインフォグラフィック

②メモに保存を使った方法(ソースが1個)で作ったインフォグラフィック

パット見た感じは、同じように見えますが
②の方が、
・それぞれのイラストにタイトルと説明がかかれています。
・説明も詳しく書かれています。
というような違いが出てきました。
今回は、「ナスの育て方」を例にして作成してみました。
ソースをメモにすることで、
スライドやインフォグラフィックの中身を濃くすることができますので
是非活用してください。
第4章 発展技
ここからは、今回の「メモ」を活用した発展技を紹介します。
ワザ① メモのソース大盛り
今回の例では、
読み込んだ資料から、〇〇の具体的な手順と注意点だけを箇条書きで抜き出してください。
ということをチャットで送り、情報をまとめて教えてもらいました。
これを細かく分けて
ナスの育て方には、どんな順序があるか説明してください。
とチャットして、出てきた内容をメモに保存!
おそらく、「苗選び」⇒「植え付け」⇒「3本仕立てにする」…とでてくるので、
次に、チャットで
苗選びで大切なことを教えてください。
として、メモに保存!
そのあとに、チャットで
植え付けの手順と気を付けなければならないことを教えてください。
として、メモに保存!を繰り返していき、メモをソースに変換。メモのソースをたくさん作り、大盛りにします!
メモからできたソースのみでスライドやインフォグラフィックを作成すると
さらに内容が厳選されたものになります。
ワザ② チャットに口出し
チャットに返信されてきたものに
「〇〇を△△のようにして」というように送ることで、チャットの内容を修正してくれます。
修正してくれたものをメモに保存します!
これで、自分の意図が入ったものにすることもできます!
ワザ③ あえてメモを使わない
私は、Gemini Notebookをよく使うのは
①授業準備
②校務関係
の2つです。
①の授業準備で使うときは、できる限りメモを多用…乱用しすぎるぐらい使っています!
②の校務関係で使うときは、あえてメモを使用しないときがあります。
どんなときかと言いますと…
ざっくりと知りたいときです!
私は、今年度、勤務する自治体が変わったのですが、
新しく導入システムの担当にあたってしましました。
そのシステムを使っていかなければならないのですが、
前年度に教員に説明があったわけでもないので、
職員みんながどんなことができるかわからない状態。
そこで、システムのWebサイトやマニュアル等を読み込みスライドを作成しました。
そのスライドを職員会議で説明資料としました。
他の先生方も、「こんな使い方があったんだ!」というような声をいただき、
その後に、校内ルールを提案しました。
おそらく、最初に概要を説明していなければ、
反対意見も多数出てきたと思いますが、
上手く乗り越えることができました!
なので、ざっくりしりたいときはメモを使用しないというのも1つの方法です!
第5章 教員の「目」という隠し味で、最高のコンテンツを!
お好み焼きはソースをたっぷりかければ美味しくなりますが、
Gemini Notebookはソースをドバドバ読み込ませるだけでは、かえって内容が薄くなってしまいます。
AI時代に必要なのは、資料を丸投げすることではなく、
「どこが一番子どもたちや先生方に伝えたいポイントなのか」を私たち教員が見極めることです。
・ソースをドバドバ丸投げ ⇒当たり障りのない薄いスライド
・チャットで抽出 ⇒ メモに保存 ⇒ メモから生成 ⇒ 狙い通りの濃いスライド!
ほんのひと手間「メモに保存」を挟むだけで、AIはあなたの最高の相棒になってくれます。
ソースの量が増えて要約がぼやけてしまうとお悩みの方は、
ぜひこの「メモ挟み込みテクニック」を試してみてくださいね!

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